第58回熊本県医学検査学会
学会長 田中信次
第58回熊本県医学検査学会の開催にあたり、実行委員会を代表しご挨拶を申し上げます。
今回は県央地区・熊本市の技師が担当致します。
本学会は、熊本県における臨床検査の向上発展を目的に、県内の各地区持ち回りで開催されています。毎年多くの技師が参加し、症例報告や機器検討、チーム医療における役割、若手教育、働き方改革に伴う検査室運営など、多岐にわたる課題について学術発表および情報交換を行っております。
ここで得た新たな知見を各医療施設にフィードバックすることで、熊本県の医療への貢献に寄与していると考えております。
今回のメインテーマは、すでに変わりつつある臨床検査の要因の一つである**デジタルトランスフォーメーション(DX)**に注目いたしました。私たちはその流れに乗り、質の高い検査結果の提供に留まらず、プロフェッショナルとして地域に求められる検査室作り、そして未来を担う人作りの一助となる内容を目指し企画しています。
【特別講演】 日本臨床衛生検査技師会 横地常広 会長をお招きし、
「医療DXが及ぼす近未来と臨床検査の果たすべき役割」と題して、
今後の臨床検査技師の方向性を示唆していただきます。
【ランチョンセミナー】 シスメックス株式会社 ICT営業推進部 沼田由香里 先生より、
「変わる医療環境、進化する検査室-DXが描く次世代ラボの展望-」と題して、
検査室の具体的な変化などについてご講演いただきます。
私たちを取り巻く環境は大きく変わっていきます。
その中で順応していくために、本学会がこれからのあり方を考えるうえでの参考になれば幸いです。
ぜひ多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
最後になりましたが、本学会を開催するにあたり、
熊本県臨床検査技師会会員の皆様、賛助会員の皆様のご協力やご支援に心より感謝申し上げます。